浩正のお通夜NOTE

2017年06月26日

香典の基礎知識を頭に入れておこう

かつて、香典はお金ではなく米などの食料品や日用品を贈るのが主流でした。しかし、現代においてこの事実を知っている人はかなり少ないです。完全になくなったしきたりと言っていいでしょう。今ではお金を包むのが普通ですが、どれぐらいの額を包めばいいのか悩むと言う人は少なくありません。

故人とどれだけ親しかったか、お付き合いの程度によって変わってきます。一応相場はありますが、自分自身で考えるようにしたいです。また、昔から慶事は少なくてもいいが、弔事は多く包むのがマナーと言われています。

これは頭に入れておきましょう。もちろんですが、お金は裸で持っていくわけにはいきません。奉書紙や半紙に包み、白黒の水引をかけるのが正式とされています。しかし、このような形で持参する人はかなり少なくなりました。

市販の不祝儀袋を使用することが普通になっています。常に何枚かは用意しておくようにしましょう。また、不祝儀袋には表書きをしなくてはいけません。市販のものの中には、すでに表書きがされているものもあります。ただ、宗派によって表書きが変わるので気をつけなければいけません。

しかし、それぞれの宗派の表書きを覚えるのは面倒でしょう。御霊前と書かれているものを選べばOKです。どの宗派にも使えます。自分で表書きを書く場合は、墨で書くようにしたいです。最近は、フェルトペンなどで書く人も多くなりました。

昔ならNGでしたが、今ではそこまで厳しく言われません。しかし、良い印象を与えることはないでしょう。墨で書けば丁寧な印象を与えることができます。また、香典を持っていくタイミングですが。お通夜のときが普通とされています。

しかし、お通夜に行けない場合もあるでしょう。告別式に持っていっても構いません。お通夜にも告別式にも参列できない場合は、郵送すると言う方法もあります。不祝儀袋にきちんと入れて、現金封筒の書留にして郵送するようにしましょう。

(参考サイトのご紹介)
お役立ち情報が満載!葬儀に関するサイトは≪葬儀場エクストラ≫オフィシャルWEBSITE
sogijyoextra.net
> 上記サイトはこちら

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