浩正のお通夜NOTE

2018年04月09日

参列する時の装飾品に関するマナー

日本では歴史上、葬儀の時に装飾品を身につける風習がありませんでした。そのため、伝統的に通夜や告別式では装飾品を身につけない場と考えている人は、現在でも数多くいます。昭和に入り、洋装で通夜や告別式に参列する女性が増えた結果、真珠や黒真珠、ジェットといったアクセサリーを身につけることが増えました。

特に英国女王が身に着けていたジェットと呼ばれる石を利用する人は、多いといわれています。宗派によって大きく解釈が異なりますが、ブラックオニキスやブラックオパールを身に着けてもよいといわれているため、洋装であればある程度黒い石や真珠であれば問題ないといえるでしょう。

ただし、和装の時には装飾品を身につけることは避けてください。和装であれば真珠も身につけてはいけません。ただし、数珠に関してはオニキスが使われている物もあるため、数珠に関してはそれほど厳格なルールはないといわれています。

御霊前を出す時に、相手方の親族が受付をしている場合も少なくありません。亡くなった方に失礼にならないように、数珠を含めてできるだけ葬儀のアクセサリーは見せびらかさないように心がけることが、相手に対してのマナーといわれているため、参考にしてください。

過去投稿記事